ひとつの記事にするほどでもない小ネタを集めました。
コミュニケーション能力のない私の生存戦略
コミュニケーション能力(以下、コミュ力)が高い人は羨ましいなーと思います。
最近はコミュ力こそが社会で生きていくなかで一番重要な能力だと思うようになってきました。
しかし私のコミュ力は皆無に近いのです。
仕事ができないのにコミュ力が高いためにかわいがられている同僚を見ていると、人一倍の体力をつけるためのトレーニングをして、仕事でミスをしないように常に気を張って、と努力をしなければ受け入れてもらえない(と思っている)自分の生き方がしんどく思えてきます。
いまの生き方は変えないしコミュ力を上げるための努力はしない、という安易な道を選んだのだから、責任は自分にあるのですが。
だって状況を変えたいのならコミュ力を上げる努力をすればいいのですから。
いまコミュ力が高いあの人も、努力してコミュ力を伸ばしてきたのかもしれません。
ただし私が努力したとして実際にコミュ力を上げられるかどうかは分からないので、どちらを選んでも道のりは困難なんでしょうけどね。
人は判断の難しい問題に直面したとき、デフォルト値を、つまり現状維持を選んでしまうものなのです。
また、コミュ力とは別の分野でよりユニークな人材になればいいと開き直ってもいます。
コミュニケーションという私の苦手な分野ではなく、得意な分野を伸ばすほうが簡単なはずです。
私はいまそっち方面に進んでいますが、これが吉と出るか凶と出るかは、もうちょっとやってみないとわかりませんね。
頭の悪さや心の弱さを体力でカバーしている
頭は良くないし豆腐メンタルな私にとって、社会で生き抜くためには人並み以上の体力が必需品です。
たとえ根性がなくても、そもそもありあまる体力があれば根性を使うタイミングがありません。
体力があれば頭や心の余裕がなくなることも防げます。
また、頭が良い、というのと同じくらいに、体力がある、というのは差別化の要因になりえます。
体力的にしんどいことが嫌いな人は多いでしょう。
だからこそ人並み以上の体力があると重宝されるし、かつその行動を自身はしんどく感じなければ、自分にとっては楽な行動なのにありがたがられる状態なのでまるでチートです。
しんどく感じないようにするための体力をつける、というのもまた苦しい道なのですが、私にはトレーニングに対する適正があったのが幸運でした。
一人でコツコツと何かを続けることに、特に体を鍛えることに気持ち良さを感じやすいタイプだったのです。
ということでトレーニングをすること自体は基本的に苦ではありません。
やり始めてさえしまえば、たいていは脳内麻薬を出しながら最後までやり切っています。
たまーーにどうしてもやりたくない、トレーニングにとりかかってもモチベーションがついてこなくてやりたくない気持ちが強い、というときがありますが、そんなときは潔く諦めるようにしています。
そんな状態はここ最近はない気がしますが、あまり不安に思わなくても私の場合は数日したらまた意欲が湧いてきます。
まとめると、体力をつけるためのトレーニングは得意なので、頭の悪さやメンタルの弱さを体力でカバーしていて、その体力をさらに伸ばして差別化にも利用している、という話でした。
自分の得意なことをうまく利用できると人生が捗りますね。
「Pretender」と私のロベリアへの愛
片思いにも、不倫にも、二次元キャラクターへの愛にも当てはめられるので胸に刺さる人の数が多い、というような文章を読んで、遅ればせながら「Pretender」という曲が気になり出しました。
そして聴いてみたら、ご多分にもれず私にも歌詞のなかに思い当たる節があって胸を刺されてしまいました。
Official髭男dism - Pretender[Official Video]
以下はめちゃくちゃ昔に書いた私の日記からの引用です。
ちなみに引用文中の「ロベリア」とは、『サクラ大戦3』のヒロインのうちの一人の名前です。
ロベリアはどこにもいない。
あんなに一緒に戦ってきた人は、ここにはいない。
そして一緒に戦ってきたのは自分ではないとイヤでも実感する。
虚しい。自分はなんなんだ。生きている意味がない。
「Pretender」の歌詞にある「君の運命のヒトは僕じゃない」とはまさにこのことだなあと思いました。
過去の私の運命の人はロベリアで、確かに彼女ととても親しくしていたはずなんだけれど、彼女が見ている人は大神さん*1で、彼女と一緒に戦ってきたのもまた大神さんで、つまりロベリアの運命の人は私ではなく大神さんだったということです。つらい。
運動は無料でよく効く精神安定剤
先日、なぜかだるくて何もしたくなくて気分も非常に落ち込んでいたのですが、ウォーキングをしたら回復しました。
精神的にしんどいときは運動する気にもなれない、とはよく聞くし、私もそういうときはありますが、今回はずっとしんどいままでい続けたくない気持ちのほうが強かったので動けました。
ウォーキングをしている間に気分がかなり回復して、結局は80分も歩き、その後には他のトレーニングまでこなせたのには驚きました。
私の脳は興奮しながら「さあ次は何のトレーニングをする?」と聞いてきていて、私は「面倒くさいしやらなくてもいいじゃん」と思ったのですが、脳のほうが力が強いのでトレーニングを始めてしまったのです。
悪い習慣をついやってしまうパターンの逆ですね。いつもこうだといいのですが。
精神的にだるいときには20分くらい歩いてみると楽になる場合があるので、今後もこの運動という無料で健康にも良い精神安定剤をガンガン使っていきたいと思います。
ただし前述の「頭の悪さや心の弱さを体力でカバーしている」の項でも書いたように、運動を始めてみてもどうしても運動を続けたくない気持ちのほうが強かったら、休んでいたほうが良いと思います。
次の日か、またその次の日かは分かりませんが、意外と元気になっていろいろな意欲が湧いているパターンがあるので、「こんな良くない精神状態が続いて自分はどうなってしまうんだろう」と不安になるのはやめてただ休むようにしています。
*1:『サクラ大戦3』の主人公で、プレイヤーが操作するキャラクター。